『運命の女』〜WOWOW

繊細な描写とダイアン・レインの心のヒダまで表現しきった演技でありきたりな題材が見応えのある作品に仕上がっている。アカデミー賞あげてもいい演技だった。小6の時、劇場で観た『リトル・ロマンス』のあの可憐な少女が熟れて魅惑的な大人の女へと変身。「熟れる」ということについてしばし考えさせられる。特に今の私なんか疲れて乾燥ワカメみたいになっちゃってるし。サバサバしすぎてるのもいかがなものか。隠してもにじみ出る大人の色気とか欲しい。
運命の女
うまくいってる夫婦やカップルでも長い間には誘惑の風が吹き揺れ動くこともあるだろう。そこで風に身をゆだねてしまうか踏みとどまるかという人生の岐路に立つことになる。今度は『トスカーナの休日』を借りて観よう。
食事の時、『シモーヌ』やっててついつい最後まで観てしまったが、くだらなすぎて笑えた。