WE WILL ROCK YOU

midori-ramao2005-08-21

Kちゃんにチケットを貰った新宿コマ劇場で公演中の『WE WILL ROCK YOU』を観に行く。
オープニングは『イニュエンドウ』で始まり、2曲目の『ラジオ・ガ・ガ』から、体の奥底から沸き上がるモノを抑えきれず、手拍子を叩き体を大きく揺らした。『愛にすべてを』では主役の女性に負けじと♪Soomebody to Love〜と大声で歌う。出演者に英国訛りがないなあと思っていたら、日本公演はオーストラリア人チームがやっているとのこと。20分間の休憩を挟んで後半へ。物語も佳境へと入りいよいよ皆がお待ちかね『ウィ・ウィル・ロック・ユー』。総立ちになり、皆でドンドンパ!ドンドンパ!と手を叩きながら大合唱。そのままの盛り上がりで『伝説のチャンピオン』、『ボヘミアン・ラプソディ』とクライマックスへ。そして最後は『ボーン・トゥ・ラヴ・ユー』(この曲は日本公演だけの選曲らしい。『手をとりあって』もやって欲しかった)。
小学生の時、姉が持っていたクィーンのレコードに針を落とし、初めて『ボヘミアン・ラブソディ』を耳にして心奮わしたあの時、小学校のクラスメイト2人にクィーンのカセットを作ってあげたら不評だったあの時。それから二十数年後にクィーンの曲で構成されたミュージカルがこんなに熱狂的に世界各国でそして日本で受け入れられることなんて想像すらできなかった。舞台の幕が降りた時、故フレディとクィーンのメンバーとチケットをくれたKちゃんに「ありがとう」と心の中で呟いた。

興奮冷めやらぬまま劇場の外に出て、グローバルソフト社の巨大ガッツ人形と共に写真をとり、和製フレディのパフォーマンスを眺めていたら、Kちゃん姉妹が出てきて合流。靖国通りの地下だけになってしまったDUGへ入る。DUGは私もKちゃんもそれぞれ学生の時、よく入った店。私は巨大シュークリームをKちゃんワッフルをよく注文してたが、どちらもメニューからなくなっていて残念。四人でクィーンから映画、音楽、レイザーラモンまで話が盛り上がり、気がつけば店に入ってから3時間が過ぎていた。学生時代は喫茶店にコーヒー一杯で3、4時間ねばるなんてことよくあったよなあ。