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『アメリカ、家族のいる風景』★★★★☆
『パリ、テキサス』のコンビが再びタッグを組んだ期待作。その上、サム・シェパード＆ジェシカ・ラングの久々の共演となればさらに期待せずにはいられない。

前半はサム・シェパードが老けたことにショックを受けた上に、西部劇スターが撮影現場から逃走するという設定に乗れなかったが、モンタナに着いたあたりからドラマに入り込んでゆけた。若手俳優二人の演技も良かったし、最後には「サム・シェパードはやっぱ最高」という想いでエンドロールを迎えた。老いてもなおサムの乗馬姿は世界一だ。
Ｋちゃんも言ってたが、原題『DON'T COME KNOCKING』が邦題『アメリカ、家族のいる風景』となるのはいかがなものか。映画の雰囲気には遠い邦題。