ごはん日記

midori-ramao2006-04-09

一昨日食べたフォカッチャ&グリッシーニが忘れられず、「西麻布までランチしに行かない?」と連れを誘った。久しぶりに広尾〜麻布界隈もブラブラしたいし。
新橋駅から渋谷行きのバスに乗り、西麻布で降りた先のサンクスを左に曲がってまた左に曲がるとトラットリア・トルナヴェントがある。スタッフの女性は私の顔を覚えてくれていて「確か結婚されたばかりでしたよね?」とシャンパンを御馳走してくれた。前菜の盛り合わせ、玉葱とローズマリーの二種のフォカッチャ(またフォカッチャの写真取り忘れた)、私はカラスミパスタと真鯛のソテー、連れはもち豚のタリアッテレと子羊のなんとか。「グリッシーニはないんですか?」と聞くと「グリッシーニは夕方焼いて夜だけお出ししてるんですよ」と言いながらも、昨日焼いたグリッシーニを出してくれた。二日前に食べた焼きたてのものと比べると香ばしさが増し、パリパリとした食感でまた違う美味しさだった。デザート(連れに二人分食べてもらう)と珈琲をいただきながら、スタッフの女性と雑談。おかげ様で楽しい午後のひとときが過ごせた。
            
店を出た後、西麻布の交差点で携帯片手に歩いている山口智子とすれ違う。彼女とは以前目黒のレストランでも遭遇したことがあるが、その時もスッピンだった。ああ、私もスッピンでもステキな中年女になりたかった。それから、80年代オリーブ少女だった人はよく歩いたであろう定番コース、FOB COOP→ナショナル麻布マーケットへ。その後、有栖川公園を抜けて麻布十番商店街を目指していると、我々の前を黒いトレンチコートに身をつつんで子供の手をひいたスタイル抜群の母親が歩いていた。子供がグズグズしているのをたしなめている母親の顔をみたら、今井美樹だった。ということは子供はホテイの娘・・・やっぱデカイ。山口智子今井美樹と連続で見かけ、来世こそは長身∧八頭身で生まれてきたいと願った五頭身な私。
麻布十番でお茶をした後、銀座へ移動してビックカメラへ。プリンターの備品を選んだ後、連れがなかなかレジに並ぼうとしない。理由を聞くと100人に1人タダになるキャンペーンは今日が最終日で、「20分前に鐘が鳴ってからまだ100人もレジに行ってないからもう少し待つ」と言うのだ。「あんたみたいに狙ってく人間は当たらないよ。無欲な人ほど当たるんだよ」と早く並ぶよう促したが粘る粘る。それから15分ぐらい待ってやっと連れはレジに並んだ。「すぐ後の人が当たったりしたら面白いな」と見てたら・・・・がっかりしてレジを離れた連れの後の男性が会計するやいなやカランコロンと鐘は鳴った。「え?何々?」と驚く男性の顔と悔しがる連れの顔。これぞ無欲の勝利。