家族もの。

酒井家のしあわせ ★★★☆☆
原作は未読。ストーリーに共感はできなかったが、子役とユースケが頑張ってたのは好感がもてた。友近が初めてみる役者だったら「なかなかいいじゃん」と思えただろうが、先入観が拭いきれずコントっぽく見えてしまった。
リトル・ミス・サンシャイン ★★★★☆
三度のメシぐらいロード・ムービー好きなので点数は高くなる。バンのポンコツぶりがエピソードに面白みを加え、旅を楽しくする道具としてうまく使われていた。ダメ人間が一人ぼっちだと悲劇的だが、ダメ人間同士が支えあえば笑顔も生まれる。それでも日常の中で息詰まったら、環境を変えて非日常へ飛び込んでみればいいのだ。旅に出れば見方が変わることもたくさんある。叔父役のスティーヴ・カレルの『40歳の童貞男』を観てみたくなった。