ごはん日記
梅雨の中休みというより梅雨の夏休みという感じ。
伊藤まさこ著『東京てくてくすたこら散歩』の二子玉コースを歩きに出かける。
- 作者: 伊藤まさこ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/11
- メディア: 単行本
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本で紹介されてた雑貨屋や食器屋は偶然にもモロッコ料理屋のすぐ近くだった。連れが一緒にいる時は食器は買えないので心の中で「また来よう」とつぶやきながら、さっさと店を回った。それからテクテクと成城方面に向かって歩き出した。このあたりの住宅街は緑と水が多くて空気が違う。本のおおまかな地図で迷ってしまったので、行く先行く先で世田谷マダムに道を訊ね、たどり着いたのは緑の森に囲まれた静嘉堂文庫美術館。何も考えず美術館に入ったが、青磁器の展示が一部屋しかなかったのでガッカリした。
さらに坂をのぼってのぼって砧公園に。東京生活も四半世紀近くなったが、この公園は初体験。世田谷美術館にはずっと来てみたかったのだが。今日の一番の目的は砧公園で走ること。ジョギパンにはき替えて二人でサイクリングロードを走った。私がギブアップした後、連れはさらに一周走ってきた。砧公園名物らしい上半身裸でジョギングする武田鉄矢に遭遇した。こんなに素敵な公園で土曜なのに人がそんなに居ない。うちの近所にあったとしたら家族づれと恋人とクソガキでギュウギュウ詰めになるだろう。何事も余裕あるな、世田谷区。見習おうよ、大田区。
バスで二子玉まで戻って、高島屋で買い物をした後、電車で帰宅。ピタTシャツを着ていたら、後ろから連れに「背中がぬりかべのようだ」と言われた。誕生日までにぬりかべから一反木綿のように薄くなれるだろうか。