ごはん日記

midori-ramao2007-10-12

連れと父と三人でこちらへ行ってみた。まずは近所の居酒屋で、ビールのつまみに生しらすや牡蠣フライ、松茸天ぷらなどを食べて池上へと出発。
駅を降りたらすぐに五重の塔の形の万灯があちこちに行き交っており、池上一帯が熱気に包まれていた。道に並んだ屋台を見ながら、人混みの中を本門寺へ歩いてゆく。石段が長いため、オトンは上らないほうがいいかなと思ってたが、父自ら「上まで行こう」と言ってきた。石段を上ってゆく山車行列の横を上がっていったら、境内も見物客の人、人、人。お堂に行くと、多くの熱心な信者が無心で念仏を唱えながら団扇太鼓を叩いていた。

お堂脇の屋台でお好み焼きと焼きそばを買ってつまんだが、これが不味いのなんの。そういえば三年前にこの寺に初詣に来た時食べた、たこ焼きも耐え難いほどの不味さだった。我々は池上では粉物運がないようだ。

寺からの帰り道、提灯についてる宗教団体の名前を見て「あそこも日蓮宗派なのか」と驚く。なるほどだから地元密着の祭りとは違う独特な雰囲気なのだなと納得。父と娘が提灯を見ながら囁いたり頷きあってるのを見て、連れは「・・・ったく、この偏見親子は・・・・」と呆れていたらしい。確かに我々は偏見に満ちた親子だけども、今宵の華やかなイベントは純粋に楽しませていただきましたよ。