ごはん日記

midori-ramao2008-03-16

今年の春は中央線沿線を攻めてみようかということになり、第一弾は荻窪あたりへ。
ずっと行ってみたかった荻窪ひなぎくへ。電車に乗ってる時から「カフェでごはんかあ・・・俺はガッツリ食べたいなあ」と言っていた連れ。ひなぎくの食事メニューを見て肩を落とす。そんなのは無視して、豆腐と鶏ひき肉のあんかけごはんとチーズとソーセージとパンのセットを注文。
待っている間にカフェと併設してる古本屋の本を眺める。60年代〜70年代の古本をパラパラと巡っているうちに、この時代の方が人間関係が濃密だっだということに改めて気づく。携帯やパソコンなどが人と人との距離を遠ざけたとは言わないが、他人のことを想う力を弱くさせてるような気がした。大橋歩が新婚時代の暮らしぶりを書いた『トマトジュース』と荻原朔美の『赤い自転車』を購入。
物足りなさそうな連れの顔をみながらヘルシーなカフェランチと噂通り美味しいアイス珈琲を楽しんだ。
それからポカポカ陽気の中を、西荻まで散歩。あちこちの家の庭先の蕾がほころびはじめているのを見ているとこちらの口もほころんでくる。
pindot でハギレを買って西荻駅へ歩いていたら、飲み屋横町が細い路地に露店出してエスニックな食べ物を売って賑わっていた。

それらを横目で眺めて通り過ぎ、その先のアーケードのハンバーガー屋に入る。ひなぎくのランチカフェでは満足できなかった連れがチーズバーガーといちごシェイクを注文。入ってから気づいたんだけど、ヴィレッジバンガードの経営するお店だったのな。ちょいと味見するつものが結局、ハンバーガーを半分食べてしまった・・・ヘルシーな手作りパンで私好み。

もう少し西荻をブラブラしようと思っていたが、父から「また松葉蟹が届いたから取りに来て」と電話が入ったので切りあげて帰路についた。