ごはん日記

midori-ramao2008-05-18

昼頃、連れが社員旅行から帰ってきた。
午後から電車に乗り、東横線綱島で下車。綱島に降りたのは二十年ぶり。大学時代に仲良かった友人O宅があり、ちょくちょく遊びに来ていた。彼女とはあることがきっかけで喧嘩しそれから会ってない。再会したら、あの時のことはなかったかのように楽しくおしゃべりできる気もするが、共通の友人もおらず今では連絡先もわからない。
綱島から大倉山まで線路に沿って住宅街をテクテク歩く。閑静な住宅街の中にレトロな銭湯屋や経師屋や紳士服屋があってなかなか味わい深い道行。途中、何軒か軒先にいる飼い猫や飼い犬と遭遇したが、どの子も大人しく愛想が良かった。



大倉山の駅に到着。私は初めてだが、ブリ夫は親友が学生時代住んでいたアパートに何回か遊びに来たことがあるとか。駅前通りの商店街はギリシア建築風でドーリア式の柱を真似た白い建物が続き不思議な雰囲気だ。
以前、友人にバゲッドを買ってきてもらったこちらの店に行ってみたら、人気店なのでパンがほとんど売り切れていて、バゲッドと食パンしか残っておらず残念だった。そのまま坂をのぼって大倉山公園に行き、大倉山記念館など見た後、公園内を散策。十数年前、親友と歩いた記憶に自信があるブリ夫が「こっちへ行けば商店街に出るよ」と言うのでついていったが、行けども行けども緑深い場所が続き賑やかな場所には出ない。どうやらブリ夫が記憶を過信して道を間違えたらしく、大回りしてしまっていた。しかし山の木々がザワワザワワと揺れるのを見ながら歩くのは悪くなかった。
やっとこせ駅近くに戻り、横道を通ってたら、いつも珈琲通Yさんが美味い珈琲豆を買ってきてくれる店の姉妹店を発見。店に入って珈琲豆を深炒りしてもらうのを待ちながらサービスの珈琲を飲んだ。
お腹が空いたので、通りがかりの焼き鳥屋に入ってみた。比内鶏の焼き鳥やチャーシュー、空豆の春巻き、地鶏茶漬け、どれも美味しく当たりだった。