振り切った男たち

midori-ramao2008-08-31

今日は三人の男性に胸を揺さぶられた。
まず一番はなんといっても、全米オープン三回戦でランキング4位のフェレールと互角に戦い、打ち勝った錦織圭。その若さと才能に無限の可能性を感じる。顔もキュートだし。大きな楽しみが一つ増えた。



二人目は新日曜美術館の孤高の画家・高島野十郎
ストイックに余分なものを振り払い、より写実な絵を描くことにすべてを捧げた生き様とそれが反映された作品。数少ない友人と恩人に送った蝋燭の火を描いた小さな絵が一堂に集まった映像を見た時、電気も通ってない小屋でそれを描き続けた幾夜の想いがひしひしと伝わってきた。






最後は『デトロイト・メタル・シティ』における松ケン。ストーリー自体はハチャメチャ度合が少々物足りなかったが、松ケンの両極への振り切り方は見事。私なら日本アカデミー賞最優秀主演賞はあなたにあげるわ。