midori-ramao2009-09-13

Gの母上の作品が出品されている展覧会を見に上野へ。
展覧会を見た後は、上野公園内をゆっくり散策。人だかりができているので覗いてみたら、大道芸人が曲芸を披露中。なにか様子がちがうと思ったら、大道芸人の話し方がゲイバーのママそっくり。一輪車に乗るから、クラブを三本投げてくれる人を観客から募ったら、6、5、3歳ぐらいの姉弟が名乗りをあげた。「あんたたちしかいないのッ?嫌な予感がするッ」といいながら一輪車に乗ったら、彼の予感は的中。クラブはまともに投げられず、大道芸人がキーッキーッとキレるのがコントのようで大いに笑わせてもらった。
また歩きだしたら、スカが聞こえてきたのでそちらへ行ってみたら、国立博物館前で札幌市主催のイベントをやっていて、小ステージでスカバンドが演奏していた。札幌ラーメンやジンギスカンの美味しそうな屋台もあり、我々はジェラードの列に並び、ミルクと苺のジェラードをおやつに。

食べているうちに次のステージが始まった。日本で暮らして数年になるらしい仏人のチェロ演奏者が出てきて、バッハなどの有名な曲を演奏した。たどたどしい日本語で『のだめの漫画が好きで読んでいました。そしたら偶然にも映画の出演オファーが来て撮影しました。映画観てください』と嬉しそうに語っていた。

初秋の晴れた日曜の昼下がりに、優しいチェロの音がとてもマッチして気持ち良かった。