ごはん日記

midori-ramao2010-03-14

金曜の夕方、昼を抜いてお腹が空いたので軽食をとろうとハンバーガーショップのレジ前に並んでいたら、ブリ夫から電話がかかってきた。
「1、2時間前から急に吐き気がして辛いので帰る」との事。帰宅したら、ベッドでブリ夫が唸っていた。嘔吐と下痢、熱も上がってきたので、ウィルス性胃腸炎か何かだろうと様子を見ることにした。
その夜は39度近くまで熱が上がり、一晩中苦しんでいたが、土曜の朝には熱も37度近くまで下がった。土曜は1日安静に。
そして今日はまだ胃が少し痛むようだが元気になり、天気もいいのでどこかに出かけたいと言うので、こちらのブーラーンジェリーがOPENさせたカフェに行って、ランチをした。人気のミートパイがおいしかった。それから、遠回りしながら歩いて家に向かう。
二時間ぐらい歩いて「充分歩いたし、帰っていろいろやりたいことがあるから電車に乗ろう」と言ったら、ブリ夫が日頃、運動を続けない私にネチネチ嫌味を言い出した。「その否定するような言い方はやめて。もっと私を奮起させるような言い方をすべきだ」と言ったら、「努力しないことを俺のせいにするな」と言い返してきたので、あえてブリ夫が嫌う話題を口にしたら、ムっとして走っていってしまった。走ってゆくのはいいが、私のバッグを斜めがけしたまま行ってしまったので、残された私の持ち物は携帯だけ。走ってゆく後は追わず、違う道を一人で歩き出した。
そのまますぐ帰宅するのも嫌だったので駅ビルの本屋で立ち読みをした後、スターバックスに入り、モバイルスイカティーラテを買い、ゆっくり飲んだ。飲んでいるうちにぐらぐらするので貧血かと思ったら、隣に座っていた派手な初老の女性が「貧血かと思ったけど地震よね?」と話しかけてきたのでコックリと頷いた。
帰宅してからしばらく二人とも話さなかったが、「龍馬伝」を見た後、ようやく話をして、ブリ夫が走っていった後、その先で私をしばらく待っていたことを知った。そんな日曜の夜であった。