ごはん日記

パリ在住10年以上になるSが三年ぶりに帰国。会う日を決めるにあたって、パートナーのラクダ氏(仏人)が同行してくる日と来ない日があり、申し訳ないが来ない日を選ばせてもらった。三年ぶりとなると積もる話があるので二人で会いたかったのだ。
中目黒駅で待ち合わせし、15分ほど目黒川沿いを散策。「Sが帰ってくる年は決まって猛暑だな」と話しつつ、こちらの店に入る。生ビールとサングリアで乾杯してから、高野豆腐と湯葉の煮物、茄子の肉味噌、鰯の唐揚げとか数品注文。

近況報告というか三年分の報告をしあい、Sとラクダ氏とフランスの準結婚制度の「パクス」の契りを交わしたことを聞く。以前からラクダ氏が「袴をはいてみたい」と言っていたらしく、帰国してすぐにラクダ氏にはサプライズで写真館に連れてゆき、花嫁と花嫁衣装に着替え、写真撮影をしたそうで、その写真を見せてもらい、43歳の友人の花嫁姿を見て少し感動。
いつでも誰にでもぶっちゃけがちな私ではあるが、それでも何の遠慮もなく話せる友人ベスト3に入るSが相手なので、思う存分、心の中にある事を吐露できて、かなりいい時間を過ごせた。今度会う時は、たくさんいい話ができるよう頑張ろうと思った。