ごはん日記

midori-ramao2010-09-03

四月から大学生になった姪のMと、食事する約束がノビノビになっていたのをやっと決行。
父と私は新橋に早く着いたので、ビストロokeiに行き、生ビールを飲んで待ち、その代わりに、時間通りに新橋に着いたブリ夫に遅刻してきたMの到着を待って連れてきてもらった。
親も姉妹も抜きでMと食事するのは、高校入学祝いの時以来。昔から何かと問題児で義姉の頭を悩まし続けてきた、現在大学生活200%エンジョイ中のミーハーなM。このミーハー女が小学生の時の英国生活で身についた英語力だけなんとかモノにしてゆくにはどうすればいいかを議題に話しあったり、親も知らないMの生活の実態を聞いたりする。父は速度の違いすぎる孫の生き様や会話に当てられて、「もう俺は無理だ、後はおまえにまかせた」と言って生をグイグイ飲んでいた。
まあ、でも、Mのバカパワーは、父、私と脈々と受け継がれている「血」なのは確かなので、共感できるとこは共感しあって盛り上がった。
たくさんビールを飲んだせいで、せっかくの美味しい料理も何を食べたのかあまり覚えていない。
店を出て、Mと別れて新橋駅のトイレに入り、酔ってぼんやりしていたため、1ヶ月半前に機種変したばかりの携帯を便器に落としてしまった。やれやれ。
頭の回転が早いことはけっこうだが、Mに深みはない。そして、自分の言動や両親に対する態度、わかってやっている確信犯だ。でも自分のことは認知していても、自分をとりまく世界や自分とは違う世界にまでは見えてない。これからどんな大人になっていくのだろう。どこかで挫折してその時見えてくるものもあるんだろうか、などと考えながら帰路についた。