ごはん日記

midori-ramao2011-12-10

okeiの開店6周年パーティ。11月下旬は休業し、2Fの改装を行ったokei。オーナーもスタッフも心機一転でのリニューアルオープン直後のパーティとのことで、お祭り男・K寄の意気込みも今年はかなりのものらしい。
もちろん喜ばしいことであり応援する気はモリモリだ。でも、今夜は2次会には参加せず、21時までには帰宅し、マンションのベランダから皆既月食を見ようなどと思いながら店に向かった。
しかし、そんな思惑通りに事は進まず、21時を過ぎた頃に、私は新橋で泥酔し、月のことなど忘れ去っていた。
17時半過ぎに到着すると、義妹家族を含む馴染みの仲間、知らない常連が2Fにぎっしり詰まっていた。今年はスタッフも楽しむため、生ビールはやめて、ハートランドヒューガルデン・ホワイトの瓶が用意してあって、ほとんどの人がまずはそれを飲んでいたが、ソムリエ試験にパスしたばかりのK寄が「ワインが一人一本以上用意してあるので、ワインを飲んでください」と声をあげていた。
1、2時間経った頃、3Fに移動するように言われて、皆で上がると、前座でK寄が斉藤和義を歌った後、サザンのプロのコピーバンドが登場した。人気の数曲を演奏し、会場は盛り上がり、アンコールの『勝手にシンドバッド』では、皆で踊り狂った。
料理はたくさん用意されていたようだが、ほとんど何も食べず、ビールばかり飲んでいたので、この時点でけっこう酔ってきていたのだが、まだ余裕はあった。
しかし、2Fに降りたら、ビールがなくなり、シャンペンかワインを飲むしかなくなったと知った時、いつもの私なら「イベントは終わったし、そろそろ・・・」となるところなのだが、さっきの叫び踊りでアドレナリンが出ていたのだろう、それと、周りの人たちにどんどん紙コップにを注がれたのだろう、飲んではいけないシャンペンとワインをグイグイ飲んでしまっていた。そして、気付いた時には下に降りて、一人で外気に当たっていた。明確な記憶はここまで。
後は記憶があまりないが、1Fの焼とん屋で、飲んでいるT子たちを発見し、その中に入っていってから、明るい酔っ払いになり、さんざん大はしゃぎをしてから、22時頃、酔い潰れる。そして焼とん屋の前で嘔吐し、コートも荷物も上に残したまま、T子に介抱されながらタクシーでマンションに連れて帰ってもらうことになった(らしい)。
タクシー内でも何度もゴミ袋に吐き、芝公園で一時停車しては吐きしながら、なんとかマンションにたどり着いた(らしい)。
「とにかくトイレに置いといて」という私をトイレに入れて、新宿で飲んで帰宅中だったブリ夫に「後はよろしく」とメールし、T子は新橋に戻ったらしい。(そしてコートも着ないで酔っ払いを家まで送り届けたせいで、風邪をひいたとのこと)
23時過ぎ、気持ちよく飲んで帰ったブリ夫が、ドアを開けて見たものは・・・・・。あまりにヒド過ぎて、これ以上文字にできない。ブリ夫の心境としてはまさに「阿鼻叫喚」だったと思われる。私も一瞬だけ呼び起された意識の中で、ブリ夫の悲痛な叫びを聞き、またカオスの中に戻っていった。こんな夜になるはずじゃなかった・・・。
T子とブリ夫に深く陳謝。そして、K寄とokeiに惜しみない称賛を。