ごはん日記

マラソン大会前夜は飲まないという決まりを作ったのはブリ夫だった。「今夜、飲みになった」というメールの返信にも「おさえてよ」と送ったが・・・２３時過ぎ、酩酊状態で帰宅。
そして今日は『お台場ビューティーランニング』に参加することになっている。夫婦で10kmコースに申し込んだが、ブリ夫はウエアを持って出かけたものの、二日酔いのため、直前で参加断念。私だけ走ることになった。私も、前回の三浦市民マラソンの前はそれなりに走りこんでいたが、今回はあまり走ってないのでタイムを縮める自信もなく、完走できればいいや程度の気持ち。この大会、もともと出場者枠が少ないため、５倍の確率で当たったらしい。
快晴でもなくほどいい感じの曇りで、走るにはいいコンディションだった。10kmコースはお台場海浜公園の海沿いコースを３周するもので、女性10kmコース、男性10kmコース、女性5Kmコース、男性5kmコースの順でスタートした。
１週目を走り終わった頃、右の横腹に激痛が走った。今までも走っていて横腹が痛くなったことはあったが、走っているうちに痛みは消えていた。しかし今回は今までにないような痛みで走っても走ってもおさまらない。リタイアも考えたが、夫は深酒で参加せず、妻も完走できずでは落選した人に申し訳ないような気がして、とにかく行けるとこまで行ってみようとかなりのスローペースで前進していたが、次々と追い抜かれ、一番後ろを走っている数人の中まで落ちてしまった。そのうち痛みは弱くなったが最後まで取れず、完走するのがやっとだった。お台場の景色を楽しむ余裕すらなく、レインボーブリッジも自由の女神も目に入らなかった。4、5月のジョギング不足が腹痛を起こした原因なのではと反省。
ゴールにしたら、私が走っている間に酒が抜けたらしいブリ夫が爽やかな笑顔で待っており、「いや〜走ればよかったな」と言い放った。深酒して走らなかったのが私だったとしたら、ブリ夫は怒ったに違いない。私の心はなんて広いんだろう、お台場の空のように広いわ、と思った。
ゴール後に、参加賞の主催のFOXTVのアメリカ国旗のバスタオルと屋台の食事と飲み物のタダ券をもらった。屋台はオムライス、石釜ピザ、ホットドック、玄米弁当、ワッフルが出ていたので、オムライスと石釜ピザの前にできていた長蛇の列に並んだ。３０分ぐらいで食事にありつけたが、自腹だと３０分並べないのに、タダだと我慢できるんだなと思った。

芝生の上で食事をしていたら、ゲストの優木まおみとユージがトークショーを始めた。その二人より、FOXTVの社長がかなり気さくな感じで参加者に話しかけていたのが気になった。私も日頃楽しませてもらっているFOXのドラマについて社長に語ろうかとも思ったがめんどくさいのでやめた。その後の豪華景品の抽選会もあった（二人とも前後の番号の人が当たるという残念な結果だったが）。
来年もこの大会があったら、気持ちよく完走してリベンジを果たしたいと思いつつ会場を後にした。

帰り道にダイバー・シティーを通りかかったので、中に入り、各階を流し見してから、ガンダムの写真を撮って電車に乗った。
大井町で降りて、以前から気になっていた飲み屋に行ってみたら、まだ開店準備中だった。飲み屋横丁を歩いていたら、１、２ヶ月前に飲み会の二次会で友達と二人で入った立ち飲み屋を発見。その時はすでに酔っ払っていて、飲み食いしたものの印象がおぼろげだったので、入りなおしてみたらば、ツマミと酒が超安くて美味しい素晴らしい店だった。ずっと飲んでいたかったけれど、昨夜の酒が完全に消えてはないブリ夫が酒はあまり入らないとのことで１時間ほどで店を出た。