ごはん日記∧料理日記

・栗ご飯
・グリンピースと卵の蒸しもの
・塩鯖
・和風サラダカボス風味（干海老、雑魚、揚げ、細ネギ、大根、胡瓜）
九月前半に、知り合いの女性Uとブリ夫の会社の後輩Mを引き合わせる目的で四人で飲んだ。二人の住んでいるところが近所で恋人募集中だったことがきっかけ。Mには数年前、別の女性を紹介したことがあったが、その時、初めて一緒に飲んで、根拠のない自信を表に出すタイプでどうも好きになれないと思った。そういうことも正直にUには話したが、それでも会ってみたいというので場を設けた。久しぶりに会うMは成長したのか、随分まろやかな性格になったなと感じた。二人は意気投合し、何度か会ったのち交際することになった。
日曜の結婚式の二次会で、元同僚から「彼女をみつけるために合コンをやってあげる」と言われたMは何も言わず承諾していたらしく、それを聞きつけたブリ夫がみんなの前でMに彼女ができたことを言ったという話を聞き、嫌な気持ちになった。それはUに対しても私たちに対しても、その元同僚にも不誠実ではないか、やはり性格は変わってないのかと思った。実は一週間前も合コンをした話も聞いていた。それはUを紹介する前からの約束だったとのことなのでまあヨシとしていたが。三十のわりに繊細で傷つきやすいUにとんでもない男を紹介したのではないかと心配になり、Mに注意勧告メールを送った。
翌日返ってきたメールは、心配するに及ばない、Uを紹介してもらって感謝してるとの、まったく悪びれてない内容だった。Uのことを自分が考えたらしい愛称で書いてきたことも稚拙だと感じた。やっぱりMのことは好きになれないワ〜と思ったが、30代同士の恋愛だし、後は放っておくことにした。