本日の一冊

高村光太郎の『智恵子抄』を、本棚から探し出して十年ぶりに読む。
光太郎の智恵子を想いうたった詩を読んだ後、
ゼームス坂病院に入院していた智恵子を見舞った光太郎が帰ろうとすると、
智恵子が「私も一緒に連れてって」とすがったくだりで泣きそうになった。