[徒然]ヒビキロク

姉宅の押入れにある荷物を整理。200本以上ある映画を録画したビデオを半分捨てる。物が減ってゆくのはキモチイイ。保管していた書類も整理していたら1996と1997年の手帳を発見。三日坊主の私がこの2年間だけは2、3日に一回、短い文章で日々の出来事と想いを記録し続けている。1996と1997年。37年の人生において一番強烈で激動の2年間。1998年はその後遺症で真っ白な灰状態だった。読み返してみると苦しかった悲しかった楽しかったと漠然と覚えていても細かいことは忘れてしまっていた。
このプログは毎日の食事と観た映画について記録するために始めたもの。友人や知人が何人か読んでいるので、心の内に抱えているもの、連れとの喧嘩、仕事、家族・・・リアルなことはあまり書かないようにしている。見栄っ張りだからか強がりなのか。いや、現実生活においても親しい人にすら弱音をあまり吐かなくなった。くだらない愚痴は吐いても弱音は吐かない。私の場合は弱音を吐いても何も解決しないし楽にならないから。自分のスイッチを切り替えるか切り替えないか、やるかやらないか。それしかないと悟った。
あの頃の自分と比べて何を得て何を失ったのか。今日から2005年の手帳に日々の記録を書いていこうと思う。