ごはん日記

midori-ramao2007-01-01

元旦の朝、ゆっくり目覚め、ゆっくりお風呂に浸かる。
東京で正月を迎えるのは久しぶりだ。今は故郷を恋しく思うことはない。家族のいる故郷といない故郷は別のものだ。
昨夜持ち帰ったいくらを御飯にのせブランチ。ゆっくり過ごしすぎて予定が狂い、慌てて掃除や洗濯をすませ、大宮へ向かう。


連れの実家で初めて過ごすお正月。お茶をいただいてたら、おばあちゃまが可愛がっている近所の猫のミーちゃんが遊びに来た。おばあちゃま一人の時はゆっくりくつろいでゆくらしいが、見かけない顔がたくさんいるからか家の中を横断し、さっさと庭から出ていってしまった。人見知りだにゃ〜。

そうこうしているうちにお義父さんの従兄弟夫妻が来訪。おばあちゃま、お義母さん合作のおせちを囲んでの宴会が始まった。シャンペン、ワインの後に美味しそうな焼酎の瓶が出てきたので、私も少しだけいただいてかなり薄めた焼酎水をちびちびと飲む。我が家でしっかりとお酒を飲むのはお義父さんと義妹Mちゃんだけ。Mちゃんのグラスが空くたびにお義父さんが嬉しそうに焼酎を注ぎに来ていたのが微笑ましかった。
おせちはどれもいい具合の味付けで美味しかった。私が特に感動したのは、おばあちゃまが作ったのっぺい。干し貝柱の出汁が効いた奥深い味。ぜひ習得したい。おせちの中にはMちゃんが作った二種類のチーズのテリーヌも加わっていたがこれもなかなかの味。料理上手の親の娘はやはり上手くなるんだなあ。
〆は元旦の夜恒例のすきやき。昼間ガッツリ食べたいくら丼のせいで思う存分すき焼きを食べれなかったのが残念。
従兄弟夫妻も明るい方々で会話も弾み、和やかで楽しい一夜となった。

2日の朝、新潟のお雑煮とこしあんの雑煮とおせちをいただき、大宮を後にした。昼は父のところに行く予定だったが、「昨日、柴又に行ったらたくさんの初詣客に揉まれて疲れて食欲もないから、明日の昼に延期してくれ」と父から電話がかかってきた。家で年賀状を書くという連れを残し、豊洲ららぽーとのバーゲンに行き、セーターとeverwarmのタートルを購入。everwarmは色と着心地が好きで何色か愛用してるが二、三年で摩耗したり首が伸びるという難点があり(頻繁に着すぎるからか?)、置く店も年々少なくなっている。安値で買えてラッキーと機嫌良く家路についた。
夕食はすでに御馳走疲れした胃のために貝柱のお粥を作り、もらって帰ったおせちで簡単にすませた。
追記*長年着用してるのにeverwarmは洗濯機×だと人のブログで初めて知った・・・だから縮んだり毛玉できてたんだなあ。