[徒然] [食]エゾロックとごはん日記

midori-ramao2007-08-17

五時半羽田着。チェックイン後、空弁で朝食をすませ、朝一番の飛行機に乗って新千歳空港へ。霧雨が降り気温は16℃。パーカーを羽織り、宮越珈琲店カプチーノを飲む。
パックについてるレンタカーを借りていざ出発。いつの間にか雨もやんでいた。
途中のコンビニで駐車券を買った後、小樽へ。毎度お馴染み『一心太助』で海の幸を食べるのだ。高架下に行ってみるが、店が見当たらない。頭をかしげながら通りかかったおじさんに訊ねると「去年食中毒出して店やめちゃったよ」と教えてくれた。去年? 去年の11月頭に父親を連れてきた後か? (夜、ホテルでネット検索したら、我々が行った二週間後にノロウィルスで食中毒が出て三日間営業停止の後、閉店したと判明) 一本気で出す海鮮物に自信を持っていたあの店主なら閉店しかねないなと納得しながらも、北海道に来る楽しみが減ってしまったと悲しい気持ちになる。
どこで食べようかとうろうろしてたら、海鮮物売ってる店のオヤジに「そこの路地入った所の寿司屋が美味しいよ。うちに紹介されたと言ったら蟹汁つけてくれっから」と言われる。時間もないのでそのまま幸寿司という店入る。裏路地にある店だが、入ってみたらほぼ満席。何割があのオヤジに紹介されたんだろうと思いつつ、握り寿司を注文。85歳は過ぎていると思われる大将が握った寿司は期待以上に美味しかった。特にウニ!
食後は海鮮物の店に戻り、大宮の家にボタン海老やホタテ、毛ガニなどを送る手配をしたが、オヤジが気前よくボタン海老とタラバガニと毛ガニを試食させてくれた。どれもプリプリ新鮮だった。

小樽から銭函ライジングサン会場へ。駐車場から30分ほどテクテク歩き会場到着。
ステージのすぐ近くにあるキャンプサイトにはぎっしりテントが張られ、たくさんの若者がバーベキューと酒を楽しんでいた。
まずはIちゃんお勧めのマキシマム・ザ・ホルモンをチラッと見た後、メインステージのDragon Ashを見ながら「ダンサーは必要ないんじゃないか」と思いつつ移動。
SPECIAL OTHERSを見て、メインステージに戻りビーグル。木村カエラを一目見ようと移動したが、小柄すぎてまったく見えず。井上陽水がアップ・テンポな曲ばかり歌ってるのを聞き「フジロック井上陽水のセットリストは良かったな」と思い出しながら移動。途中、カヒミ・カリィが吐息のようにかすかに歌ってるのを少し見て、INO hidefumiのステージへ。INO hidefumiは音楽だけじゃなくルックスもかなり好み。途中ボーカルで参加した藤原ヒロシの声量の無さには驚いたがとにかくINO hidefumiはアレンジから何から何まで全てはまり心地いい。この頃になると雲の合間から少しだけ夕陽がのぞいた。
その後のTHE HELLO WORKS野音に続き2回目だったが、今回は前方でしっかりと踊り楽しんだ。アルバム待ち遠しい!

近くのフードコートでラーメン、トウモロコシ、オムそばなど食べた後、1番奥のステージでチャボと宮沢和史の詩の朗読を少しだけ聞いて、SOIL&”PIMP”SESSIONSへ。3時間ほどしか寝てないのでさすがに疲れてきたが、ビリー効果か最後までなんとか踊ってノレた。メインステージに戻ると1日目のトリのKEMURIで盛りあがっていた。道民が1年に1度のこのフェスをどんなに楽しみにしてるかが人々の熱気から伝わってきた。エゾロックもそれなりに楽しんだが、やはりフジロックが一番だ。

重い足を引きずり駐車場へ戻り、札幌へ。到着してみればホテルは懐かしき狸小路にあった!狸小路は我が青春、第三部の舞台だった。