ごはん日記

midori-ramao2007-11-03

そもそも松本ヘ行こうと思ったキッカケはアルネの最新号。読んだ途端、松本には何かある!紅葉を観がてら松本の魅力を探ってみようと思い立った。松本に行くのは二回目。大学の時、写真部に所属し、ある事情により一年で退部したという過去があるのだが、その写真部の夏の合宿に松本と上高地に一泊二日で行ったことがあった。しかしその時の記憶が何故か上高地のことしか残っておらず、松本の光景は道祖神以外、何も浮かんでこないのだ。
風邪の症状がまだ残っているので午前中は安静に寝て、昼過ぎに起きて用意し、連れが会社の先輩に借りた車に乗って出発。そして16時頃、松本到着。まずは車で松本城の近くを通った時、お堀の回りの木々の彩りに感動した。寒暖の差がある場所だからこそ眺められる深い深い紅い色。
ホテルにチェックインしてから、ロビーのパソコンでアルネに載っていた蕎麦屋の情報をチェックしたら、月〜土の11時半〜15時迄の営業との事。月曜のお昼に行くことにして、早々に夕食を食べに出掛けた。
暗くなった松本の町は想像以上に冷え込んでいた。連れが防寒対策用の衣服を持ってきてないので、明日の上高地もあるので安いフリースを買うことになった。駅前で一番目立っていたパルコの無印に入るが、フリースどころか厚手の服があまり置いてない。店にいるお客さんに「この近くにユニクロありませんか?」と聞くが、立て続けに聞いた五人に「ここの人間じゃないんで」と言われた。地元の人はどこにいるのだ?
外に出て、ようやく地元の女性に出会い、「ユニクロは郊外にあるんですよね」と教えてくれた。仕方なく、無印で厚地のパーカーを買った。
六時だというのに、目抜き通りや人気スポットらしき通りの店が次々に閉店していくのに驚いた。『三河屋』という馬肉料理店に入り、馬刺定食と馬肉丼を注文。馬刺は新鮮で柔らかくて美味しかった。

我々が入った時に賑わっていた店内が十九時過ぎたころに人気がなくなり、我々だけが残った。これから客がやってくる気配も感じられない。数年前に行ったリスボンの夜を思い出した。あの街も人気がなくなるのが早かった。これが松本タイムなんだな。でも、これが正常か、東京の方が異常なんだよな。
有給をとってくれた長野の友人からメールが届いた。月曜に急に仕事ができ、その準備で土日も出勤になり松本には出てこれないとの事。私も風邪で調子も良くないから、かえって良かったのかも。
ホテルに戻り、大浴場に入った後、加湿器を借り、風邪薬を飲み、マオちゃんがショートでジャンプミスしたのを観てから、二十一時には就寝。