ごはん日記

midori-ramao2007-11-25

二日酔いから脱するには一日かかると思ったが、昼頃、目覚め「地獄を抜け出した」と感じた。そんな時、T子から電話・・・・そうか。三崎で開催中の『ロックの学園』の斉藤和義のライブに行くと約束していたのだ。「これから品川に向かい電車に乗る」と言うので、「とにかく起きあがり動くしかねぇ」と適当に服を重ね着して、駅前のスーパーでアクエリアスの飲むゼリーを買って電車に乗り、T子とA子と合流。
三崎口で到着し時間がないのでタクシーで会場へ。運ちゃんに聞けば「初日は人がたくさん来たがだんだん少なくなっている」との事。
会場の閉校した高校に到着。確かに人は多くない。お腹も空いてきたので、会場内のフードコーナーの三崎ラーメンを急いですすり、体育館へ。
まだ力が出ないのでライブの前半はひとり腰掛けて聴いていたが、『歌うたいのバラッド』が始まったので立ち上がり、音楽に揺れる。
一時間少しのライブはあっという間に終わった。デビューから十数年になるというのにまだ青臭さを感じさせてくれる斉藤君はいいなと素直に思った。

斉藤君のおかげで元気を取り戻したので、三崎港に移動し、新鮮な魚を食べに丸一へ入る。元気なお兄さん達が「色々オススメ教えてあげるから、魚は自分で選んだら?」と勧めてくれたので、魚屋の方に戻り、数種の魚を選び刺盛にしてもらう。その他にも新鮮なカマスの塩焼き、鰺の南蛮漬けなどを注文。
T子とA子は熱燗で魚をつまみ、私は飲み放題の健康茶を2リットルぐらいゴクゴク飲んだ。

帰り際、お兄さんが私の顔を覚えてると言いだした。「いしいさんじゃないかって話してたんだ」「そうそう、いしいさん・・・・」
クウネルに掲載された、いしいしんじ氏の三崎での生活の記事を見て、連れと初めて三崎へ来て、丸一で魚を買ったのは数年前。それ以来、一年に一回程度だが三崎に来るたびに寄っていたのを覚えていたらしい。「いしいさん、今夜遅くに来るよ」と教えてくれたが、「遅くまでは居られないので、よろしくお伝えください」と言って会計をすませた。

いい音楽、いい魚、いい人に出会え、地獄の日曜は一転し天国の日曜となった。