ごはん日記∧料理日記

midori-ramao2007-12-11

・鰤の照り焼き
・小松菜と笹釜の炒め物
・おでん

トルコの地方都市で出逢い、家に泊めてくれた上に家族や友達も一緒に街を案内し御馳走してくれた女性と手紙やメールのやりとりを続けている。(主に連れが)
「ぜひ日本に遊びに来てください。滞在費はこちらが負担します」と手紙を出したら返事が届いた。「行きたいけれど行けない。夫はずっと仕事がみつからず、私が働いて家族を養っている。お金が足らない時はアルバイトもしている。あなたたちとの時間を思い出して涙がこぼれてくる」という内容だった。
トルコは不況で仕事に就けない人がたくさんいるとは聞いていた。夫は穏やかでとても優しい人だったが、家事はすべて彼女がやっていた。「私は健康です。大丈夫です」とは書いてあったが、切なくてやりきれなくなった。でも、そんな苦労など微塵も感じさせない明るい女性だった。彼女には愛情深い姉妹や友達もいた。きっと乗り切ってゆくだろう。
いつか我々がまたあの街に行くか。(でもイスタンブールから遠いんだよな)