ごはん日記

midori-ramao2008-10-19

飯田橋近くの仏料理レストランでの結婚二次会に出席。
新郎Kは大学生の時、会社員だった私が雇ったアルバイトだった。彼はそれから大学院に進み、講師、助教授となり、初めて彼女ができて、アメリカに二年間留学しながら遠距離恋愛し、帰国すると同時に結婚した。ショートカットの新婦を見て、昔、Kが好きになりデートに誘い見事に玉砕した女の子とよく似ているのに驚く。初志貫徹したわけだ。
同じアルバイトだった三人も出席したが、揃って二児の親である。皆、私なんかより真っ当な生き方をしてるわけだが、顔を合わせれば、昔のままの関係性に戻り、同じような会話をしているのが不思議で面白い。
Kに対しても、晴れの場にかかわらず、いつも通りSの血が騒ぎ、新郎をいちいちイジらずにはいられなかった。例えば、彼が六十を過ぎてノーベル賞をとったとして、その祝いのパーティに呼んでくれたとしても、また同じような態度をとるような気がする。
帰宅後、新郎新婦を囲んだ写真を連れに見せながら、純白の新婦の横でおどけて写っている我が姿を見て、叔父の結婚式の写真に写っていた三歳の自分が蘇った。
・・・「三つ子の魂百まで」かァ。

ブッフェスタイルの仏料理はどれも美味しかったが、見事なデザートも揃っていたし、立派なエスプレッソマシーンもおいてあったのに、珈琲紅茶が飲めなかったのが残念だった。