ごはん日記

midori-ramao2010-08-13

銀行員の伴侶の転勤で、福岡→富山→鹿児島と家族三人で転々と暮らしてきたM美。そのM美が実家に帰省してくるとのことで、大学のサークル時代の女性数人でこちらに集まることになった。M美と会うのがどれだけ久しぶりなんだろうと考えながら、SONYビルの裏を店を捜して歩いていたら、私を呼ぶ声と共にM美が現れ、抱擁を交わした。さっぱりと気持ちいい女M美は変わってなかったが、妻として母としての自信を身につけ、以前に増して輝いている。再会を喜びながら店に上がろうとしたら、T-YAから「義母の重病が発覚し、今日から入院になったので今夜は残念ながら行けない」とのメールが二人の携帯に届いた。
二人で生ビールを注文したところで、T子とE先輩が到着。E先輩と会うのは二十年ぶりぐらいだろうか。少し遅れてSん子もやってきた。エスニック料理をつまみながら、女同士の屈託のない会話が取り交わされたが、お酒もすすみ、昔のサークル話が始まり、当時、誰が好きだったかなどと話しをしているうちに、Sん子が、社会人になってから結婚式で再会したとある先輩と交際していたことがある、という話を教えてくれたので、「そんな面白い話を告白してくれてありがとう」と思わず握手を求めた。M美以外は、結婚していても子供がいない人間がほとんどのため、唯一独身のT子の含め、老後はどうするかという話までした。
あのバブル時代の大学生活の中で、違う大学でありながらとあるサークルで出会った仲間が、二十年以上経った今、それぞれの道を歩みながらまた、こうして集まって笑って楽しく話をできることは素晴らしいと思った。また皆で集まろうと約束しお開きとなった。