ごはん日記

midori-ramao2010-09-26

空も晴れ、乳癌の疑いも晴れたとのことで、久しぶりに東京散歩に出かけた。今日は東京駅を出発し錦糸町に向かうコース。ブリ夫が「お昼に美味しい蕎麦が食べたい」というので歩きながら携帯で検索しみつけた両国の蕎麦屋で昼食を取る予定にした。
墨田川を渡る手前あたりで、昼間からやっているいい感じのやきとり屋の前を通りかかった。店内を覗いているうちに入りたくなって「ここで焼き鳥をつまみにビールを飲んで帰ろうよ。両国〜錦糸町は歩いたことあるしまた次回ってことでさ」と提案するも「一度決めたことはやりぬく」というモットーであるブリ夫に却下された。
川を渡ってすぐにこちらのお店に到着。お洒落な店内に入ってメニューを見たら、せいろは1050円。ちょうど隣のテーブルの人が注文したせいろが運ばれてたのでみたら、ざるが見えるぐらい少量。「だからあの焼き鳥屋でよかったのに・・・」と思いながら、せいろと田舎そばとプレミアムモルツの瓶を注文。
注文をとったり料理を運んでくる店の人が丁寧だが神経質でピリピリした感じで働いているのが伝わってきて、どうもリラックスできない感じ。まあ、それでもビールは美味しいけど。運ばれてきたせいろと田舎そばは蕎麦の風味が強く美味しかったが、この量はどう考えても少なすぎる。天ぷらを一緒に頼んだ人は蕎麦だけを先に食べ終えてしまうので、ほとんどが蕎麦を追加注文していた。
そんな中で唯一感動したのはドロッとした蕎麦湯。未経験のノド越しでとても美味しかった。
帰宅してから食べログをじっくり見て初めてミシュランに載った店だと知った。情報通の大宮の両親はすでに来たことがあるんじゃないだろうか。他の人のレヴューを読んだが、店主がかなりこだわりの強い厳しい人らしく、だからあの店内の雰囲気だったのかと納得。良くも悪くも記憶に残る店であった。

その後は予定通り錦糸町まで歩き、ここ2.3年の間に駅前にできたショッピングセンターをぶらぶらしてから電車にのって帰路についた。