ごはん日記

midori-ramao2011-10-08

6年ぶりに朝霧JAMに参加。TVの天気予報では「全国的にお天気が良く、絶好の行楽日和の三連休」と言っている。
Yちゃんに車で迎えに来てもらいキャンプ用品を車に詰め込んで出発。9時過ぎに出発し、渋滞もあり到着は14時頃。
キャンプサイトに移動し唖然呆然。テントを張るスペースがどこにも残っていないのだ。6年前はツアーバスでたぶん12時頃に到着していたし、テントも二人用で小さかったから何とかなったが、4人用テントのスペースはもうない。急斜面以外は。「我々は朝霧を舐めていた・・・」と事前に情報を何も調べず赴いたことを悔いながら、いくつかのサイトを回ったところで、ゴミ置き場テントの横のスペースを見つける。そこには看板などが置いてあったが、少しずつずらしてなんとかテント分だけ場所を確保する。

夜は騒音が避けられないだろうが、トイレも水汲み場も屋台もすぐ目の前にあるという便利な場所だ。寝場所も確保でき、安心してフェス会場へ。まずはMoonShineでSEEKAEのステージを観つつビールで乾杯。
Rainbow Stageに移動し、Dean Wareham plays Galaxie 500を観た。
ステージの合間にトイレに行き、用を足し終わった時、ボトン!と嫌な音を耳にする。ジーンズの後ろポケットに入っていた携帯がぼっとんトイレの中に落下したのだ。この時すでに2、3杯飲んでいたので、酔った勢いでぼっとんの中に手を突っ込み、携帯を捜しあて引き上げた。トイレットペーパーで何度も携帯を吹き、外に出て手と腕を水と石鹸で何度も洗い、アルコール除菌液で、手と携帯を何度も除菌した。それ以降、ブリ夫とYちゃんに「うんこ携帯」と呼ばれることになったそれは、汚水に負けず何事も変化なく、元気に通信している。ぼっとんに手をつっこむなんてことが人生の中で起こるとは思ってもいなかった。
気を取り直してROVOを観る。陽が落ちて暗くなっていく朝霧の空にROVOの澄んだ音がマッチしていて気持ちよかった。このあたりから急速に温度が下がっていった。

トリのDJ SHADOWを30分ぐらい観て、テントに戻る。今年は一番小さいガスボンベセットを買って持ってきたので、それで湯を沸かし、カップヌードルと焼酎のお湯割を作ってミニ宴会をしてから、寝袋に入る。
隣のブリ夫はすぐに寝息をたてていたが、あまりに寒くて眠ることができない。起き上がって服を重ね着し、パーカーのフードをかぶって寝るもまだ寒い。周りでは酔っ払った若者たちの声が音声多重で聞こえてくる。一番困ったのが斜め隣のターフの大所帯の子らで、「♪お肉食べよう〜お肉食べよう〜お肉肉肉肉お肉食べたい!」の合唱をヘビーローテンションでやってくれて、眠りに落ちるのをしっかり妨げてくれた。
防寒、防音対策も甘かった自分に「朝霧を舐めていた・・・」と再度悔いながら、うつらうつらと夜を過ごした。