ごはん日記

midori-ramao2012-03-04

健康のためにタイムは気にせずゆっくり走ろうと始めたジョギング。10Kmなら1時間25分〜30分ぐらいで走っていた。
ブリ夫はそんな私の状態に満足せず、勝手に三浦国際市民マラソンの10Kmコースを申し込んだ。申し込んでしまったから仕方なく10Km走る回数を増やしたけれど、走りながら「なんでこんなことになったのか。ゴールしたら、あいつを参加品の三浦大根で殴ってやろう」と思ったりした。
三浦国際市民マラソン10Kmコースのゴール制限が1時間10分とのことで、練習をしてみたが1時間20分までしか縮まらない。近所を走り終わった直後、疲労困憊状態でネットで調べたら、東京マラソン10Kmコースはゴール制限が1時間40分だった。制限時間を比較せず適当に申し込んだブリ夫がまた憎らしくなって「不本意で走る最初の大会なのにゴールぐらいしたかった」と悔しくて泣けてきた。
そして当日がやってきた。下降し続けるモチベーションを少しでも上げるために行きの電車で、走り終わったらどの店に入るか携帯でずっと調べていた。降り立った三浦海岸は曇天。
ゲストのQちゃんと司会のトークを聞きながら、寒さに震えながらスタートを待っていると、周りの人すべてが私よりかなり早く走れそうなオーラを出しているように見えた。
パンパンというという合図とともにスタートし、走りだしたが、みんなにどんどん追い抜かれてゆく。自分のペースがわからなくなるし、気持ちも呼吸も乱れて走っていて苦しくなる。
そうこうしているうちに長くきつい登り坂がやってきた。途中まで頑張って走ったが、横腹も痛くなり、坂の半分は歩いて登った。一旦歩いたら二度と走れなくなるような気がした。平坦な道になったので折り返し地点に向かって走り出した。先の折り返し地点の処に給水所があるのが目に入ったので、そこに向かって必死に走った。薄いスポーツドリンクを受け取って飲むやいなや、急にパワーが全身にみなぎってきた。そして下り坂を「うおおおおー」と叫びながら駆け下りた。
とにかく後半は気も楽になって走っていて楽しかった。海を見る余裕もあった。あと2,3Kmの地点でQちゃんがハイタッチをするために待っていてくれた。シドニーオリンピック以降は、Qちゃんをいいと思ったことはなかったが、今日は少し好きになった。
海岸の先にゴールが見え、必死に走った。そして、ゴールにはブリ夫がカメラを持って待ちうけていた。結果は1時間14分。人からすれば徒歩なみの速度だろうが、数分タイムを縮められて嬉しかった。1時間10分は過ぎていても、ハーフコースの人がまだ帰ってないので、ゴールが撤収されていなかったのも嬉しかった。タイム・順位の入った完走証明書ももらうことができた。機嫌も良くなったので、三浦大根を受け取っても、それでブリ夫を殴らずにすんだ。体力的にまだ余裕はあったので、前半もっと飛ばしてもよかったのかなと思ったりした。

無料で配られていたけんちん汁を食べてから、駅に向かい電車に乗った。途中、日の出町で降りてこちらに入った。初体験の生ホッピーを飲みながら、サガリやホルモンを焼いて食べた。ホルモンも美味しかったし、二杯目の梅入りお湯割りも美味しかったし、店主の親子の静かな雰囲気も良かった。
二軒目はいつもの福田フライへ行き、アジフライと串カツを食べた。そして三軒目に適当に見つけた中華料理屋に入り餃子とビールで〆た。やはり野毛は最高だと思った。
こちらモカバナナパイとチェリーパイを購入し帰路についた。桜木町の駅の階段を上っていたら、急に筋肉痛が襲ってきた。