ごはん日記

福岡旅行二日目。
ロビー待ち合わせ時間15分前、父から「今、起きた」と電話がかかってくる。飲みすぎと歩き疲れで寝付けず、朝方になってようやく眠りについたらしい。1時間遅れで博多駅の珈琲店で朝食をとり、電車に乗る。本当は呼子まで行ってイカが食べたかったのだが、直通バスも廃止になっていて不便なので、大宰府に行くことにした。しかし、メインは大宰府じゃない。大宰府近くの観音寺がメインなのである。見仏記で巨大な仏像があると紹介されていたのを思い出したのだ。
大宰府駅の隣駅にある観音寺の宝庫殿の階段を登るやいなや、数メートルの巨大仏像が複数並んでいるのが目に入り、体に震えが走る。やはり、仏像はでかい方が見ごたえがある。呼子に行かなくてよかったと喜びをかみ締める。一番ひきつけられたのはやはり巨大な馬頭観音である。一人で訪れていたら一時間は滞在したいところだったが、老体が一緒なので２０分ほどで仏像に別れを告げる。
その後、さくっと大宰府を散策して電車で天神へ。昨夜、スマホで調べた大衆天麩羅屋で昼食。こちらが四角いカウンター席にサラリーマンがぎゅうぎゅうと座っていて、真ん中で男性が揚げたてんぷらをおばさんが次々と客の皿にのっけていく方式で、天麩羅定食680円が海老も貝も野菜も全部新鮮で美味しく、このレベルなら銀座じゃ1800円取られるだろうなと思うほどだった。
天神近くのデパートをぶらぶらしてから、空港に行き、空港内の居酒屋で新鮮な魚のツマミで飲んで飛行機の時間まで時間を潰した。
夕食は、デパートや空港で買って帰ったものと白米で。