ごはん日記

midori-ramao2012-12-23

16kmのマラソン大会当日。コースは大井競馬場近くの運動場をぐるぐる6周するもの。
スタート地点に集まった人達の顔ぶれ、体つきを見て、玄人な感じの人ばかりでビリになるかもの予感。それも仕方ない。大会で10km以上走るのは初めてだし。とにかく完走できればそれでいいと思い走り始める。一周ごとに競技場のトラックを通り、そこに給水所があるが、そこに置いてあるのは水道水だった。大会もマイナーかメジャーかで給水所で配られる飲み物が変わってくる。
一周目で、明らかに走り慣れていない若い男性二人組が前を走っており、太った方の子が早くも脱落していった。それからは片方の子と抜きつ抜かれつ、一緒に走る。最後の1周でトラックに入った時、ゴールし着替えたブリ夫が立っていた。トラックにはもう誰の姿も見えなかった。最後の500メートルで若い子に抜かれる。彼は「このおばさんだけには負けたくない」という意地で走り続けていたように感じた。とにかく無事2時間でゴール。
着替えて帰ろうとしたら、とっくにリタイヤしたと思っていた太った子が、「最後尾」というピンクのゼッケンをつけた係員にぴったりくっつかれゴールするのが見えた。あの子がいなかったら、私があの係員を従えて走っていたところであった。
帰り道、競技場近くでみつけた焼肉屋に入った。走った後は、白米と焼肉の組み合わせに限る。