バナナバナナ

よしもとばなな作品は今ひとつ共感できなかった。本人が「今まで書いた中で一番好きです」と帯に書いていたのが気になって『デットエンドの思い出』を買って読んでみた。今伝えたいことを丁寧に素直に書き上げたと感じられる文章が気持ちよく体に入ってきた。
勢いで映画化された『アルゼンチンババア』も読了。読む前から「鈴木京香アルゼンチンババア?」と頭を傾げてたが、読んだ後もますますその疑念が強くなる。じゃあ、誰がはまるのか。ルックス的には夏木マリなんか頭に浮かぶけど、キャラが濃すぎるか。田中裕子じゃ顔薄いしなあ。樋口可南子松坂慶子あたりはどうだろか。あ、案外、浅野温子のイッちゃってる感じがあうかも。

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)

アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)