[食]ごはん日記

midori-ramao2008-10-12

本日は晴天也。10時過ぎにお台場に到着。フジテレビの前で開催される渚音楽祭2008秋の一日目だけに参加。
お台場なので、何かの時には時間を潰せるところもたくさんあるしいいかもと目論んでいたが、ライブ会場は一度入ったら退出できないということが判明。ここに八時間もいなきゃいけないのかと思うと少々ゲンナリ。今まで参加したことのある人はその辺わかっているのか、午前中からの参加者は少なかった。出入り不可につけこんで水やお茶ソフトドリンクが400円もするし、缶ビールも600円。コンビニでペットボトルを買って隠して入ればよかった。
まずは七つのステージを軽く回ってから、メインステージのサカナクション、nenemを続けて観る。地面に腰かけてたら、誰かにお尻を触られたのでそちらを見ると、隣で寝ていた白人が寝ころんだままニコリと笑いかけてきたので、「おばさんでがっかりんこ?」的な愛想笑いを返しておいた。それからその白人は直射日光がきつくなっても微動だにせず暗くなるまでそこで眠り続けていた。

私は佐世保バーガー、連れはナシゴレンを買い、テーブルに座り昼食。知らぬ間に1人の青年が同じテーブルについて肉料理ののったライスを食べている。彼の表情はどうみてもトンでしまっており、焦点の定まらない目でゆっくりとご飯を口に運んでいた。トンでもちゃんとお腹は減るもんだなとその様子を横目で見つつ食べた。
 
日差しがきつくなってきたので、テント裏の日陰で一時間ほど昼寝した後、またメインステージに戻り、mouse on the keystoe
ほとんどメインステージにいたが、時間があくと、ダンスミュージックのステージが並ぶ場所に移動。そのエリアは暗くなるにつれクラブ系の派手な若者の数がどんどん増え、踊っていた。その雰囲気はこれまで参加してきたロック系フェスとは異質で、ファッションや生態を眺めているのは楽しかった。
参加者の年齢順でいえば私は上位10位以内に入ってるんじゃないかしら。その中の上位三人にはブレイクダンスを披露していた70代のおじいさんとか皮ジャン着て若い子連れてた60代と思われる男性とかが含まれていた。

夕食にジャマイカンチキンライスとケバブを分け合って食べているうちに日は落ち、いよいよ待望のミドリ。セーラー服にパンダ目メイクをした後藤まり子は細くて小さかったが、想像してた以上に狂気と迫力に満ちていた。『ゆき子さん』あたりで雄叫びはスパークし、ステージ横のスピーカーのセットに歌いながら上まで登り、観客に向かってダイブしてモッシュしてはステージに戻るを繰り返し、マイクスタンドを投げ、それを直しにきた裏方を「邪魔すんな!!」と蹴っていた。もちろん、パフォーマンスだけでなく音楽の方も奥行きがあって楽しめたし、ミドリのステージを観られただけで元以上はとれたと大満足。
ミドリを観た後の、凛として時雨は物足りなく感じたので三曲聴いて、お台場を後にした。

さよなら、パレットタウンの観覧車。