映画

『レッドクリフ』 ★★☆☆☆ 世の男性と同様、うちのブリ夫も三国志好きである。そんなわけで『レッドクリフ』観たんですけど・・・いや〜ジョン・ウーの演出が相変わらずベタベタで。所々、爆笑させていただきました。特に諸葛孔明と周瑜が琴を弾き合いでストッ…

『キャンディ』★★★1/2☆ 『ダークナイト』★★★★☆ 偶然、少し前にヒース・レジャーの『キャンディ』を観た。繊細で優しすぎて生きることに惑う青年の姿がリアルで切なかった。 そして、『ダークナイト』で新しいジョーカー役を見事に演じきった彼。クリスチャン…

『デトロイト・メタル・シティ』★★★1/2☆ 演技は★5つ。久々見たカジヒデキも相変わらずな感じで何より。

この夏に観たもの

『ゾンビ』 ★★1/2☆☆ 『ドーン・オブ・ザ・デッド』 ★★☆☆☆連れがゾンビものをみたいというので、代表作とそのリメイク作を連続して観た。20世紀のゾンビってゆっくり歩いてたのに、21世紀になってスピードアップしたことを思い出した。ゾンビが陸上競技や…

『スカイ・クロラ』★★★1/2☆ 『イノセント』の時のようにシビレなかったけど、押井守の世界観はやはり好き。帰りに本屋で原作本立ち読みしたけど、結末を変えてあって良かった。変えたことが監督の一番のメッセージのような気がする。

『百万円と苦虫女』 ★★★★☆ ロードムービーには★を多めにつけがち。懸命に生きようとしても不器用がゆえあちこちにぶつかってはボヤく蒼井優も良かったが、なんといっても森山未来! 旅する女に恋をした複雑な男心を見事に演じきってた。セカチューの時より色…

『崖の上のポニョ』 私は五歳児ではなく、子供の純粋性をおおかた失ってしまった40歳なので、この作品に★をつけるのはやめておく。でも、単純にポニョは可愛いし、映像は美しかった。

好みのツボ

ケーブルをつけたら、『ハチミツとクローバー』をやってて、流しながら観てたら、メガネかけてチェックや水玉のシャツを着ている加瀬亮にツボに入って胸キュン。数年前、ブリ夫にもチェックや水玉のシャツの買ったのだが、残念ながらタンスの肥やし化してい…

『幻影師アイゼンハイム』 ★★1/2☆☆ 映画の日に選んだ一本。久しぶりにエドワード・ノートンに会えたのは嬉しかったが、1/3ぐらいで結末が読めてしまった。 『ぐるりのこと。』を選べばよかったな。

最近観たもの

『アフタースクール』 ★★★1/2☆主演の三人とも好感の持てる役者なので、心地良く観られた。一番印象に残ったのは佐々木蔵之介の冷めた表情。 『転々』 ★★★1/2☆調布〜大手町間の短いロード・ムービーだが男二人の心がシンクロするには十分な距離だった。三浦友…

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 ★★1/2☆☆ 『インディ・ジョーンズ』の最新作の先行上映が1000円の映画館があり、三週間前にチケットを入手。 スピルバーグ監督のピークは遙か昔に過ぎ去っているので、そんなに期待してなかったが、やっ…

春に観たものパート1

『親密すぎるうちあけ話』 ★★★☆☆精神科医やカウンセラーのようにこなれてないで、あんな風に大きな瞳で真剣に話を聞いてくれる人がいれば、通いたいという女性は多いと思う。花柄のワンピース姿のサンドリーヌ・ボネールはまだまだイケてた。 『リトル・チル…

『ミスト』 ★★★★1/2 結末も含めて構成、配役とも素晴らしく、その世界にぐんぐん引き込まれた。途中で「ギャー」と声を出して叫んでしまったほど。霧の中に、人の心の奥底に、見えない恐怖が潜んでいた。『クローバー・フィールド』がこの続編だと考えたら面…

DVDで観たもの

『天然コケッコー』 ★★★1/2☆コーラスの連載を読んでいたため、ストーリーも相関図も熟知した上で観たので、原作の雰囲気のままで映像化していたのは好印象。漫画を読まないで観た人はどんな印象を受けたんだろう。顔をヨリで撮らない山下監督の手法がこの作…

『ノーカントリー』 ★★★★☆コーエン兄弟独特のアクみたいなものがいい具合にとれていて、淡々と描きながらも心のヒダをしっかり震わせてくれた深い作品だった。ハビエル・バルデムの存在感は助演じゃなく主演に値する。 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』 ★☆☆☆☆…

2008年になってから観たもの

『アメリカン・ギャングスター』 ★★☆☆☆二人の男が変化してゆく様を細かくみせておきながら、出会ってからの心理描写を省略したせいで、心をスルーしていった。ラッセル・クロウが抑え気味の演技をしてたのには好感。 『チョコレート』 ★★★1/2☆暗い内容かと思…

『アイ・アム・レジェンド』★★★1/2☆ 『28日後・・・』の続編を観ようと映画館に行くも、「いや、待てよ。ゾンビものだったらこっちのほうが面白いかもよ」と急遽観る作品を変更。人の姿は消え、動物園から脱走し野生化した動物が走りまわる荒廃したNYの街を眺め…

『やわらかい手』★★★★1/2 マリアンヌ・フェイスフル主演の『あの胸にもういちど』を観たのは学生の頃だったか。地上からフワッと浮いた感じのとらえどころのない不思議な魅力の女の子だと感じたのを覚えている。初老になった彼女の登場シーンを観て、最初は…

最近観たもの

『ボーン・アルティメイタム』 ★★★1/2☆ このシリーズに出てくるボーンを取り巻く女たち、フランカ・ポテンテ、ジョアン・アレン、ジュリア・スタイルズがそれぞれ魅力的でいい。一作目と比べるとボーンが老いてたのが少し気になったが、マット・デイモンが「…

特効薬

『4分間のピアニスト』 ★★★★★たぶん今年のN0.1。『善き人のためのソナタ』と、今年の独映画は秀作多し。ラストシーンの主人公の表情にやられた。

秋に観たものPART1

『イルマーレ』(米版)★★☆☆☆韓国版は触れあえない、すれ違うもどかしさ、切なさが良かったのに、アメリカ人は待てないのな。『僕の大事なコレクション』★★☆☆☆大好きなロード・ムービーだけどワクワクしなかった。『ブラザー・ハート』★★1/2☆☆クライヴ・オーウ…

『キングダム/見えざる敵』★★☆☆☆ 現実の戦争、テロ、誘拐などのニュースを連日見ている中で、この作品を観ても米国寄りの都合のいい映画としか感じられなかった。のっぴきならない状態を切実に描けたなら、ラストシーンも生きたはず。

『レディ・イン・ザ・ウォーター』 ★1/2☆☆☆ 嫌いじゃないが、都合良すぎ。『精霊の守り人』にも通ずる話だが、元になるお伽話があるのかな。

『すべてはその朝始まった』★★★☆☆ 筋はよかったし、クライヴ・オーウェンvsヴァンサン・カッセルも見応えあったが、いかんせん、ジェニファー・アニストンがこの役に不向き。あれじゃ、ジョリーに旦那とられても仕方ないですよ、あーた。 ・・・と思ってたら、…

『オーシャンズ11』 ★1/2☆☆☆ 『ジョルジュ・バタイユ ママン』 ★☆☆☆☆枷のない奔放さの行き着く先に充足感はないということか。

『アラバマ物語』★★☆☆☆『ジャーヘッド』★1/2☆☆☆

映画日記

『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』★★1/2☆☆ このシリーズに興味はないしカーアクションもそんなに好きじゃないが、あの『スリング・ブレイド』の名子役ルーカス・ブラックが東京で学ラン着てるらしいと聞いて観てみた。あの哀愁を帯びた瞳は相変わらず健在…

『ブラックブック』 ★★☆☆☆ 二転三転四転と長くて緊張とカタルシスが薄まった感じ。スペシャルTVドラマとして観たら良い出来なんだけど。それと、あんな温情のある緩い人間はナチの諜報部のトップにはなれないと思う。まあ、緩いところがバーホーベンらしいが…

『善き人のためのソナタ』★★★★1/2 ウィースラーは私利私欲のない純粋で真面目な性格であり、体制を疑うことなく素直に従ってきただけの人間。彼が初めて心を動かされたのは『善き人のためのソナタ』を聴いた時ではなく、ドライマンの創った劇とドライマン自…

『インサイド・マン』★★★☆☆『どろろ』★★☆☆☆『いつか、きっと』★☆☆☆☆